Let's  cook  Thailand

日本料理は今、トレンディ〜なんです
トップへ戻る

現在、タイ国内にはとても数多くの日本料理店が存在している。
『日本料理』という看板をつけている店にいたっては国内で500店舗にも上るという話もある。そして、首都バンコクは日本料理店の競争が非常に激しい海外都市の一つであると言われている。
 
 海外150箇所以上に及ぶ外務省の在外日本大使館・在外公館に付いている料理人の中には日本人ではなくタイ人が日本料理人として腕を振るっている所が少なからずある。タイ人の日本料理人は非常に数多くいるのである。

タイには歴史的にもどちらかというと反日感情よりも親日感情の方が強い風潮がある。日本の皇室とタイの王室の親密さもそれを象徴している事例のひとつである。
余談ではあるが、この2003年8月には秋篠宮殿下が一家でタイを長期訪問された。二人のお子様の初の海外訪問先はここ、タイであった。
 
数多くある日本料理店の中でも、現在タイ人向けに大型チェーン店化している店が何店舗かある。「Fuji」(⇒参考;http://www.fuji.co.th)や「OISHI(美味しい)」、「DAIDOMON(大同門)」などは現在もその規模をどんどん拡大させていっている。

かつての「日本料理=値段が高い高級料理」というイメージは徐々に薄らぎ、中国料理と同じように一般大衆食へと変化してきている。

しかし、これらの店で出される料理は当然ながら、若干なりにもタイ向けにアレンジされているもので、とりわけ若者に受けているものである。 例えば緑茶には砂糖が入って甘〜くなっていたり、トムヤム・ラーメン(こちらはとっても辛い!!)があったりという感じである。
 
こればかりは日本においても過去に外国料理を自国に輸入する際、「日本風外国料理」にアレンジして広まっていった料理もあるので一概に日本人が「タイ風日本料理」を否定してはいけないとも私は思う。
なんと言ったって、日本にあるタイ料理店だってタイ人に言わせれば「殆ど日本風タイ料理」だそうである。
 
昨年末、やっと無糖の日本式緑茶がセブンイレブン等のコンビニで発売され始めた。この商品を発見した瞬間、街角の小さなコンビニで一人喜んでいた私であった。

トップへ戻る